美爪クリエイター

coto.nail(コトネイル)のホームページにお越しいただきありがとうございます。施術中の会話では私がネイルに対して考えていることなどお話する機会もないので、だらだらと長くなってしまいますが書いてみようと思います。さして重要なことではありませんのでご興味のある方は読んでいただければと思います。

 

私は神社仏閣を巡るのが大好きです。ネイルとは対極にある趣味のようにも感じますが、自然と溶け込むようなナチュラルな美しさに心が落ち着きます。神社仏閣には「一つの美を際立たせるためにあるもう一つの美」があります。本殿や庭園の美しさを形成する小さな一つ一つに作った方の繊細な気持ちを感じるのです。例えば、柱や壁に地域に縁のある飾り彫りがあったり、庭園は一つの絵に見せるために奥に小さな石、手前に大きな石といった感じで遠近感を表現したりしています。こういった繊細な心遣いと細やかな匠の技術の積み重ねが一つの大きな美を形成しています。私のネイルも、こういった日本古来の匠のように、細かい部分に心遣いと技術を積み重ね、お客さまを美しく見せるための一つのパーツ(匠)でありたいと考えています。ただしこれは私がネイルに対して向き合う時の心構えであって、お客さまの求める本質は違うところにあるのだということも十分理解しています。

 

お客さまがネイルに求めるものは「満足感」の一点に尽きるかと思います。私自身もそうなのですが、ネイルをすると少しだけ幸せな気持ちになります。ネイルのある一日がいつもの一日より少しだけ満たされた感覚を与えてくれるのです。その小さな幸せをサポートするのがネイリストとして最も重要な仕事だと考えています。ではその「満足感」をより実感できる瞬間はどんな時なのでしょうか?私はその瞬間を「ネイルを人に褒められた時」だと感じています。私がまだネイリストになる前、ネイルをしてもらう立場だった頃、友達に「そのネイルどこでしたの?」「そのネイル素敵だね」などと言われると、表情こそ平静でも内心は飛び上がるくらい嬉しかったのを覚えています。あの時のあの感覚を今度はネイリストととしてお客さまに提供したいと強く思っています。

 

私は「ネイルはネイリストの作品ではない」と考えています。ネイルはあくまでお客さまの一部だと思うのです。だからこそ、自分でネイルを施したわけでもないのに「褒められて嬉しい」という感覚が生まれてくるのだと思います。ネイリストが自分の理想のネイルをお客さまに押し付けるようなことは、ネイリストの独りよがり、自己満足にすぎません。私たちネイリストは、お客さまのイメージを具体化して喜びに繋げる裏方にすぎないのです。というわけでコトネイルには上から目線のネイリストはいませんのでご安心ください(笑)

 

ネイルに対しての考え方について色々と書いてみましたが、ネイリストとしてもう一つ、とても大切なことがあります。それはネイルに対しての「知識」です。「爪の健康」と言い換えてもいいかもしれません。ネイリストですからネイルに対して高い知識と技術を持っているのは当然のことですが、それ以前に、ここで言う「知識」とは「ネイル」ではなく「爪」の健康に対しての知識です。そもそもネイル自体が決して皮膚にいいものとは言えないわけですから、爪の健康について勉強していないネイリストはあまりにも無責任に思えます。技術者としてキレイなネイルを施すのは当たり前のこと。その上で併発する可能性のある病気などの注意喚起、相談を受けることができなければ、趣味の範囲のネイリストと言ってもいいかと思います。

 

ダラダラと取り留めの無い話をここまで読んでいただきありがとうございます。冒頭でも書きましたが、ここに書いたことはネイリストの勝手な考え方で、さして重要なことではありません。お客さまには、ただただネイルを楽しんでいただければそれが全てです。プロのネイリストとしての自覚を持ち「お客さまに喜んでいただく」という「結果」だけを追求し精進してまいります。ご評価ください!

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